2012.6.22(金)〜6.24(日) 
 台北旅行
次男夫婦が家に帰ってきたたとき話題が旅行になり、何故か突然「台湾へ行こう」ということになった。
台風4号が日本列島を暴れまくった後、次の5号も発生したというのに翌日関空から台湾を目指した。
1日目(6月22日)
9:10
 関空を離陸。(234人乗りのJAL)  

10:55

台湾国際空港到着。(日本時間では11:55着だが現地時間は10:55でちょうど1時間の時差) 
入国審査はとても簡単でほっとした。

到着した空港では漢字ばかりが目に付きなんとなく違和感を覚えるも、「りょうがえ」とか「洗手間」の文字で親しみも覚える。
   




12:05










 
空港では先ずホテル行きのための大有巴士(バス)のキップを求める。
ホテルまでの料金は90元だが、シニアはパスポートを見せるとその半額の45元だ。

この時点では90元が高いのか安いのか感覚的にさっぱり分からなかったが、
1元がおよそ3円との換算率を教えてもらってから「なんと、安いなあ」と思った。
空港からホテルのある台北市内まで約1時間乗って90元、約270円だよ! シニアは半額で45元、135円だよ!

満席でスタートしたバスは停留所ごとに運転手がなにか叫んでいるが、次の停留所で降りる人を聞いているみたい。
空席が出来た数だけ客を乗せている。

高速道路に入るとその道路は4車線。 日本の高速道よりも随分ゆったりしている。
走っている車は日本製のトヨタが一番多い。日産、ホンダも次に多い。

その沢山の自動車の隙間を縫って、大きなバスは右へ左へスイスイ走る。
運転手のすぐ後ろの席から前を見ていると、恐怖感を覚える。怖い!

われわれはどの停留所で降りるのか名前が分からないので、運転手に地図を見せながらホテルを指差し「ここに停めてくれ」という。
「わかった」という合図。 根は親切な運ちゃんのようだ。

台北市内に入り驚いたことはバイクの多さ! 行列になってブンブン飛ばして行く。


13:15

国賓大飯店(アンバサダーホテル)着。 
次男夫婦が用意してくれた五つ星ホテル。  泊まる部屋はエグゼクティブフロア11階。
9・10・11階の客のみにいろいろ優遇してくれている。
   

ホテルではみんな日本語で応対してくれ、ボーイが荷物を部屋まで運んでくれる。 まるでお殿様気分。

15:00
 
エグゼクティブラウンジでしばらく休憩して中正記念堂へ出かける。
ホテルから地下鉄で行くが地下鉄はシニア半額はなし。 自動販売機に20元入れると写真のようなコイン(トークン)が出てくる。
   

このトークンはいい考えだね。 日本のキップなら使い捨てだが、これだと何度も使えるわけ。

地下鉄では車内の案内の駅名を次々と中国的に声を出して読んでいたら、若い(40代?)男が話しかけてきた。
が、ちんぷんかんぷん、何を言っているのかわからない。 「我々は日本人だ」「ジャッパニーズだ」と言っても通じない。
彼は多分親切心から何かを言ってくれているのだろうが・・・。

するとそばにいた年配の男性が日本語で話しかけてきた。
「どこへ行くのだ?」とか「私は中学まで日本語教育を受けた」とか
「私の血筋は頭が皆良い、従兄弟は5人東大、3人は京大、自分は阪大出だ」
、「 今でも毎月文芸春秋を読んでいる」等々。

日本語が上手なので「おいくつですか?」と尋ねたら「79歳だ」と。
1895年から1945年の50年間は日本国が統治していたから、この年代の方は日本語が当たり前の世代なのだ。

16:00

中正記念堂の駅に着いたら先ず食事に行く。
小籠包で有名な永康街の「高記」に入る。
台湾ビールを飲む。 アルコール度5%なるも余りおいしくない。 紹興酒を頼んだらボトルで出てきた。
   

紹興酒はとてもおいしいが、昼間からボトル1本はちょっと飲みすぎだと思い、少しだけ飲んであとはお持ち帰りとした。

街ブラで散歩しながら沁園というお茶屋さんでお土産の凍頂烏龍茶を買う。

17:00

お茶を買ったあとタクシーで中正記念堂へ行く。 

中正とは蒋介石のことだそうな。
正面入り口の階段は89段あり、これは蒋介石が89歳で亡くなったためだそうな。
   

ゆっくり見学しようと思ったら雨が降ってきた。
逃げるようにタクシーに乗る。 が、最後にオレが乗ろうとしているのにこの運転手発車してしまう。
あぶない!! 肩の部分をしたたか打った。 文句を言いたいところなれど言葉が通じないから仕方なく泣き寝入り!
ホテルまで75元(約225円)だった。

 18:00


18:30
 
ホテルに着いたら我々エグゼクティブはハッピーアワーでドリンク飲み放題。
お上品に飲んだあと、夜市に繰り出す。

寧夏街の夜市を見て歩き、
   
19:00  
迪化街を歩く。独特のにおいに少々参った。
   

街ではなんだか故事に因んだ踊りを踊っていたが説明が聞けなかった

20:00
 
ホテルに帰り着くともう疲れ果ててバタンキュー。
他の3人は足裏マッサージにタクシーで行った。

翌日皆から聞いた話ではマッサージは大流行で寝転んでるのは日本人ばかりだったとか。
 本日の歩数:23,675歩
2日目(6月23日) 

6:00
 
目覚めて一人でホテルのそばを散歩する。
ホテルの正面側はきれいな町並みになっているが、一歩裏側に足を向けると戦後の大阪の雰囲気。
   

街には当たり前だが漢字の広告物が目に付く。
またその漢字の読み方とか意味を勝手に想像して歩くのもとても楽しい。
例えば右上の写真の意味はよく分かる。「自動車の停車を禁ず。違反者には“吊るし”を施すぞ」。
7:00
  その後次男夫婦と3人でまた散歩。 

近くの林森公園の太極拳を見に行く、時間が遅かったからか太極拳をしている人は少なかった。
10:00
 朝食後、忠烈祠の衛兵交代の儀式を見学。 衛兵が微動もせずに直立している。
ここは辛亥革命や抗日戦線で命を落とした軍人の英霊を祭っているかつての護国神社だそうな。
 
 
   
 
この衛兵交代式は毎時00分に行われている。
11:30


衛兵交代を見た後、台北駅でかき氷を食べる。 

あまりにも大きいので四人でつつき合う。 
 
 12:30





台北駅から小1時間で淡水の街に着く。

淡水の街もとても賑やか。 
   

13:30
 淡水では100年の歴史建築を利用したレストラン「紅楼」が有名らしく、長い石段を登って食べに行く。
あまりおいしくないビール。台北ではビールはまずい。
   
   
 14:30




食後また金色水岸へ戻っていると写真の派手な車。 

車の向こうの家は葬儀屋になっていたので、この車は多分霊柩車だろう。

2台駐車していた。
 
 
15:30  
水岸には何人かの似顔絵屋がいる。 面白半分記念半分で夫婦並んで書いてもらう。(200元)
   
   
 21:00  淡水から電車でホテルに帰りエグゼクティブメンバーのハッピータイムでビール・ワインを飲んだあと近所の三越デパートで夕食。
ホテルに帰った後若夫婦はまた按摩をお願いしたらしい。
 本日の歩数:27,046歩 
 3日目(6月24日)

5:30

起床、ホテルそばの林森公園まで散歩。 数人だけ太極拳をやっていた。
   

 ここ林森公園は、日本統治時代には三橋町と呼ばれ、公共墓地(日本人墓地)のあった場所だったとか。
台湾総督を務めた乃木希典氏(第3代台湾総督)と明石元二郎氏(第7代台湾総督 )も埋葬されていたがその後遺骨は遺族に返還されたという。 
7:30 今朝は11階のエグゼクティブの朝食じゃなしに1階の大勢の人とともにバイキングを食べる。
9:15
ホテルから空港行きのバスに乗る。 約1時間で空港に着く。
 お土産を買ったり、ぶらぶらしたりで時間つぶし。
12:05
現地時間12:05でフライト。   
16:00
18:00
日本時間4時で入国。
自宅着。 
  本日の歩数13,748歩 
今回の旅行で覚えたこと、印象に残ったこと 
・台湾も日本と同様蒸し暑いなあ。
・案内、広告物等すべて漢字で書かれててその意味を想像するのが楽しかった。
・売り物の値段表示の横に例えば「8折」等「折」の字がやたら目に付いたが、これは「8掛け(20%オフ)」のこと。
・読み方&意味クイズ・・・「小意」「月台」
・飛行機の時間が短くて疲れがさほど出なかった。
・時差も1時間で気にならなかった。
・台湾の中華民国暦は1912年を建国元年としており、今年が「民国101年」であること。



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